【死ぬくらいなら逃げろ】ゆうきゆう 汐街コナ「死ぬくらいなら会社辞めればができない理由」を読んだ感想とオススメ点をご紹介。

うつ病

こんにちわ。lyです。

 

以前の「うつヌケ」の記事に続いて、今回も僕がうつ病改善の為に読んだ本をご紹介します。

今回は「「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)」という、とてもインパクトがあるタイトルの本をご紹介します。

 

 

この「死ぬくらいなら会社辞めればができない理由」という本は、今の自分のツラい現状を認識して会社を辞めるためにはどうすればいいのかという内容を基本的にマンガ形式で描いています。(少し活字のページもあります。)

 

この本をオススメする特徴としては、

①なぜツラい職場、ブラック企業を辞められないのか、その原因が読める。

②精神科医ゆうきゆうさんのQ&Aコーナーがあり、精神科医の具体的なアドバイスが読める。

(心療内科やメンタルクリニックに通う際の不安解消法なども丁寧に記載されています)

③読んでいて気持ちが楽になる。

が、あります。

 

それでは、この本をオススメする①〜③の理由について説明していきます。

 


①なぜ、あなたは会社を辞められないのか?


まず会社を辞められない一つの理由として、その職場の極端な勤務時間にあります。

この本の著者、汐街コナさんはデザイナー時代に残業時間が月に90〜100時間もあったというエピソードを紹介しているのですが、用意に過労死ライン80時間を超えています。

過労死ラインを超えてしまうと人は正常な判断ができなくなってしまうので、「会社を辞めればいい」といった簡単なことも考えられなくなってしまったそうです。

しかもマジメな人ほど、「会社を辞めることが悪」という様に考えてしまい、一層精神を病んでしまって、最後には「自殺」という取り返しのつかない所まで行ってしまうという風に書いてあります。

 

汐街コナさんも自殺を考えてしまったそうで、なぜ自殺を考えてしまう程まで働いてしまったかというと

・周りが深夜まで残業していたのでそれが普通だと思っていた

・特に変わった体調の変化がなかった

・過労死で死ぬことを考えたことがない

など、「まだ自分は大丈夫だ」という漠然とした理由あったからだそうです。

 

なので、自分の本当の限界が来るまで頑張ってしまったり、自分の限界が分かっていても会社を辞められない理由を探してしまうという方は注意が必要です。

人は長時間追いつめられてしまうと正常な判断ができなくなってしまうので、ブラック企業などのツラい職場を辞められないのです。

 

といった、汐街コナさんの経験から基づくアドバイスが書かれています。

 


②精神科医ゆうきゆうさんのアドバイス


この本には「ゆうきゆう」さんという精神科医の方の具体的なQ&Aコーナーがあります。

 

一例として、

・どこまで頑張ればいいのか?

・心が病む人は弱い人?

・なぜ会社を辞めることができないのか?

などを専門家の視点で質問に答えてくれています。

 

その中でも「会社を辞めた後の生活が想像できない」といった、会社を辞める前に頭に過る大きな不安にも少しアドバイスをされています。

 

その他に「はじめての心療内科」といった、これから心療内科に行きたい方に向けての質問にも丁寧に答えています。

・どの段階で心療内科やメンタルクリニックに行けばいいのか?

・病院に電話する時に緊張してしまう時の対処法はどうすればいいのか?

・自分に合った病院を選ぶにはどうすればいいのか?

など、通うまでのいくつかの不安要素を解消してくれます。

 

やはり、専門家の意見は説得力があるというか「気持ちが楽になる」ように読んでいて思えました。

具体的な専門家の意見を知りたいという方やこれから心療内科に行ってみたいという方は、ゆうきゆうさんの解答はとても参考になるかと思います。

 


③読んでいて気持ちが楽になる言葉


この本には「ハッと」させてくれるような、気持ちが楽になるような”気づき”の言葉が随所に散りばまれています。

 

一例を言うと、

・今の職場で5年後10年後の幸せな自分を想像できますか?想像できないのなら、その職場には未来は無い

・俺がやらねば誰「か」やる

・必ず誰かが自分の頑張りや苦境を理解し、心配してくれている

・辞めたら辞めたで何とかなる

・良い会社はきっとあります

・辞める会社がどうなっても知ったこっちゃねぇよ

・世界は本当は広いんです

など、この本を読んでいると所々に気づきになる言葉があります。

個人的には最後の2つが響きましたね。

 

いざ会社を辞めようとすると、上司に相談→退職日を決める→引き継ぎ→挨拶回りといった、正直面倒なことがいっぱいあります。

けれどもそんな後のことばっかり考えていると、いつまでたっても会社を辞めることができないです。

だから、そんなマジメに段取りを遂行するのでなく「辞める会社がどうなっても知ったこっちゃねぇよ」という、むしろ開き直るくらいで行こうという風に書いてあるあたりが、僕は読んでいて気持ちが楽になりました。

上司に怒鳴られようが、周りからなにを言われようが、どうてっことないですもう辞めるんですからね。

アホのように開き直るのは本当に大事ですよ。

 

あとやっぱりどう考えても世界は広いんですよね。

僕たちは毎日惰性のように満員電車に乗って、同じ道を歩いて、同じ会社に向かう。

そんな狭い世界ばっかりで生きているから、正常な判断なんかできないし、意識を外に向けることができないんです。

ツラくたって周りも同じだから、それが普通だと認識してしまう。

けれども、それは全然普通じゃないんです。

そもそも一人一人スペックは違うのだから、皆同じというのはありえない。

皆同じじゃないということは、それだけいろんな世界があるんです。

だから、意識をもっと外に向けましょう。

 


この本を読んで、

「今の自分でも大丈夫」

ということと、

「別の場所に進める少しの勇気」

を感じ取って欲しいと思います。

 

表紙もかなりインパクトがあり、始めの数ページのマンガはこれでもかという程に痛々しい表現をしていますが、それくらいメッセージ性が濃い本です。

きっとあなたのツラい現状を変えてくれるキッカケをくれると本だと思います。

 

 

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